2月にジャスティン・セローとの破局を発表したジェニファー・アニストン。この報道で改めて経験したマスコミ報道の性差別を語っている。

雑誌『インスタイル』のインタビューに答えたジェニファー・アニストン。「私はマスコミの男女差別を十分受けてきているわ。女性たちはこき下ろされ、お互いの容姿や服装のような外見的なものを批判し合うように仕向けられている」と指摘。さらに「ハリウッドでカップルが別れたとき軽蔑されるのは女性。悲しみにくれて孤独になるのは女性なの。女性が間違いを犯したことになるのよ。離婚についての記事を読んだとき、子どものいない男性が『子なしの未婚男』って言われているのを読んだことがある?」。
ジェニファーが破局したとき、彼女が子どもを持とうとしないことが離婚原因と報じたマスコミも。ジェニファー曰く「かなり狂っていたわね。『ジェニファーは男をつかまえておけない』『ジェニファーは自分勝手で仕事に夢中だから、子どもを持つのを拒否した』とか、私が悲嘆にくれて心が折れちゃっているとかね。お言葉だけど心は折れてないわ」。
さらに「女性には母親になるようにプレッシャーがかけられている」とも。「母親にならないと傷物だと見なされてしまう。私がこの地球上にいる目的は子どもを産むことではないのでは? 他のことをするように期待されているのではないかしら?」。結婚や出産をめぐる決断に対してプレッシャーがかけられるのはアメリカだけの話ではない。ジェニファーの意見は日本でも生き方の多様性について考えるきっかけを与えてくれそう。