
このほど米誌『The Observer』の表紙を飾ったショーン・メンデス(20)に、栄えある“プリンス・オブ・ポップ”の称号が与えられた。ショーンはこの快挙を自身のInstagramでファンに報告したのだが、そこにジャスティン・ビーバーが書き込んだコメントが波紋を呼んでしまったもようだ。
“キング・オブ・ポップ”が故マイケル・ジャクソンなら、“プリンス・オブ・ポップ”はショーン・メンデス―申し分のないルックスと甘い歌声で世界中の女子を虜にしてやまないショーンが、このほど米誌『The Observer』の表紙に登場した。
男性若手ポップミュージシャンのトップを意味する“プリンス・オブ・ポップ”の称号を手に入れたショーンは、さっそく自身のInstagramに表紙の画像を投稿し、ファンに報告した。「『The Observer』誌よ、ありがとう」と記したショーンは「GIVENCHY」の開襟シャツ姿の麗しい姿で、そこには大きな「Prince of pop」の文字と「10代のファンをメルトダウンさせる、世界的現象」と書かれている。
そんなショーンの投稿には多くの祝福コメントが寄せられたが、一度は自分のものだった“プリンス・オブ・ポップ”の座を同郷出身のショーンに奪われたショックからか、ジャスティン・ビーバーがなんともイジワルなコメントを残したことで、注目を集めてしまった。
「うーん…僕から“プリンス・オブ・ポップ”のタイトルを奪うには、まだまだあと2、3個は記録を破らないとね」
「君がお望みなら、アイスホッケーで決着をつけたっていいよ。キミはベンダー(アイスホッケー用語で「お粗末なスケーター」のこと)だって聞いてるけどさ」
ジャスティンのこのコメントはショーンのファンの怒りを買うこととなり、
「何においてもショーンの方が上」
「そんなこと言うなら、早く楽曲を発表したら?」
「悪いけど、あなたはもう下降一直線よ」
といったコメントが相次いで書き込まれる事態になった。
するとジャスティンは慌てて「ジョークだった」と釈明し、次のようにコメントした。
「僕らの間にライバル心なんてないよ。ただのジョークだから落ち着いて。僕たちはただ最高の音楽を作りたいだけさ。僕もショーンも負けず嫌いだからね。アイスホッケー用語を使った軽いジョークだよ」
これにショーンは「大爆笑だよ~(アイスホッケーの勝負は)いつでもいいよ。都合のいい日を教えて!!!!!!」とジャスティンの“挑戦”に対してフレンドリーに返信している。
ショーン・メンデスと言えば、ジャスティン・ビーバーが妻ヘイリー・ボールドウィンと復縁する1か月前に交際が囁かれていた相手だ。先月にはジャスティンが投稿したヘイリーの写真にショーンが「いいね!」をつけたことで、ジャスティン自らが「ヘイリーとショーンはただの友達。落ち着いて」とコメントしたばかりだった。
この「一触即発か?」と思われたジャスティンのイジワルな投稿だが、アイスホッケーをこよなく愛する生粋のカナダ人、ジャスティンのジョークだったこと、同郷のショーンも友好的に返答したことで微笑ましいエピソードとなった。
現在ショーンのInstagramには、
「2人のカナディアンボーイズはどちらもゴージャス! ぜひ“競演”して」
「アイスホッケー対決も見てみたい!」
と2人のコラボ実現を楽しみにするファンの声も寄せられている。
ともにハリウッドで大きな成功を収めたヤングセレブのジャスティン・ビーバーとショーン・メンデス。何かと比較されることも多い2人だが、今後も“尊敬する先輩”・“かわいい弟分”として互いに切磋琢磨しながら、引き続き故郷に錦を飾ってもらいたいものだ。
画像は『Shawn Mendes 2019年4月7日付Instagram「Thank you @obsmagazine x」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)