ナタリー・ポートマンが第92回アカデミー賞のレッドカーペットで女性監督らにエールを送った。

第92回アカデミー賞が2月9日(現地時間)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ナタリー・ポートマンがレッドカーペットで彼女なりの流儀で女性監督らを称えた。ディオール(DIOR)によるドレスとケープを纏って登場したが、監督賞の候補者が男性のみだったことを受け、そのケープには女性監督たちの名前がゴールドで縫われていた。「LAタイムズ」紙にナタリーはこう明かしている。「今年、素晴らしい映画を発表したにもかかわらず、その功績が認められなかった女性監督たちの仕事を私なりにさりげなく、称えたかったの」

ケープには『ハスラーズ』のローリーン・スカファリア、『フェアウェル』のルル・ワン、『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグ、『ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド』のマリエル・ヘラー、『クイーン&スリム』のメリナ・マツォウカス、『ハニー・ボーイ』のアルマ・ハレル、『ポートレイト・オブ・ア・レディー・オン・ファイアー』のセリーヌ・シアマらの名が刺繍で刻まれていた。
ナタリーが女性監督の支持を表明するのは今回が初めてではなく、2018年のゴールデン・グローブ賞で監督賞のプレゼンターをロン・ハワードと務めた際、「こちらが全員男性のノミニーです」と候補者を紹介した。