Home ニュース 山田孝之 長編映画監督に初挑戦も「向いていない」と語る理由

山田孝之 長編映画監督に初挑戦も「向いていない」と語る理由

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こんな状況なので、大勢の俳優やスタッフを集めて撮影するのは難しい状況でした。そこで、なるべく人が集まらない場所で、換気や消毒に気をつけながら少しずつ撮っていくことになりました。6月に撮影を再開してから11月に終了するまでの5カ月間、みんな“気疲れ”は避けられなかったですね。

ーーNetflixの’19年国内総再生回数1位を記録した話題ドラマ『全裸監督』の新シリーズを撮り終えたばかりの山田孝之(37)。山田は主人公で“アダルトビデオの帝王”と呼ばれた村西とおる氏を演じている。山田は役作りのため“逆ダイエット”に励んだという。

前作では8キロ増量しました。今回はもう少しウエートを上げて撮影に臨みたかったのですが間に合わず、撮影しながら太っていくことになりました。最終的には10キロぐらいでしょうか。どうやって太るか? ふだんの生活とは逆に、太りやすいものを選んで食べるんです。ピザ、ハンバーグ、カツカレー……、たまに食べるとおいしいですけど、そればかりを食べ続けるのはさすがにツライです。

いまは撮影が終わったので、来年1月の舞台に向け、体重を落としているところです。わりと好きなのですが、“粗食”を心がけて、自然に落としていっています。今朝は、雑穀玄米に味噌汁、梅干しなどでした。炊事の担当は決まっていないので、昨日は自分でお米を炊きました。

ーー現在は、来年1月から東京・大阪・福岡で上演予定のミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』の舞台稽古中だという。上演台本・演出を手がけるのは福田雄一氏だ。

『モンティ〜』のオファーを福田監督から頂いたのは、’18年でした。当時は“’18年から’21年まで4年連続でいっしょに舞台をやりましょう”という話になっていたんです。

福田監督とはミュージカルについての考え方が一致している部分があります。たとえば、“ミュージカルを見ることへのハードルを下げたい”という気持ち。僕のように映像をメインとしている俳優を起用することで、新しいお客さんに来てもらい、『こういうミュージカルもあるんだ』と、知ってもらうことです。僕もその考え方に賛同しています。またミュージカルに挑戦することで、“本物のプロの方たちにレッスンしてもらえる”というメリットもあります。

ふだんから自主的にボイストレーニングに通えばいいのですが、なかなか僕は怠慢なもので。ミュージカルの仕事をやれば、稽古をしつつ、“強制的”にプロからレッスンを受ける時間を作れるので。少しずつですがうまくはなってきている実感があります。

ーー’99年、15歳のときに俳優デビューを果たしてからすでに21年。近年では俳優のみならず、プロデューサーや監督など活動の幅を広げている。竹中直人・齊藤工と3人で共同監督を務めた映画『ゾッキ』も’21年春に公開予定。山田は初めての長編映画の監督を経験することになった。

原作の漫画が「最高!」なんです。だからどんな形でも映画化に携わりたいと考えていました。僕はプロデューサーとしてサポートさせていただきたかったのですが、“どうしても監督で”というオファーで……。自分は監督に向いていないと思っていたので躊躇しましたが、最終的には兼任という形にしました。

向いていないと思う理由ですか? 監督って現場で中心に立たなければいけないし、出演者やスタッフを引っ張っていったり、たとえ先が見えていない状況でも突っ走らなければいけないんです。でも僕は度胸がないので……(笑)。突っ走っている人たちをサポートするほうが性に合っていると思います。

たとえば、道でロケ撮影を行う場合は一時的に車の通行を止めさせてもらうことがあります。度胸がある監督であれば、「もう1回!」と何度も撮り直しができるのでしょうが、僕の場合は車の通行を止めてもらっているという申し訳なさばかり感じてしまうんです。まぁ、やってみるとメチャメチャ楽しかったのですが、気疲れはしましたね。

「女性自身」2020年12月15日号 掲載

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