オノ・ヨーコは、自身がザ・ビートルズの解散に関わっていないことを強調したいようだ。

オノ・ヨーコは、自身がザ・ビートルズの解散に関わっていないことを強調したいようだ。ディズニープラスで配信開始されたピーター・ジャクソン監督によるドキュメンタリーシリーズ三部作「ザ・ビートルズ:Get Back」には、最後のアルバムとなる『Let It Be』をスタジオで制作している中、メンバー達のことをあまり気にかけず、一人で編み物をしたり、新聞を読んでいるヨーコの姿が映し出されている。
故ジョン・レノンと結婚した1969年の翌年、ザ・ビートルズを解散に至らせたと言われてきたヨーコだが、エンタメニュースサイト「Uproxx」に「『Get Back』によって、オノ・ヨーコがバンドを解散させたという噂が払拭されたとビートルズのファンたちは考えている。ピーター・ジャクソンもそれに同意」との見出しの記事を投稿。
さらにツイッターに「私たちのポジティブな意識とその結果生まれる内なる平和こそが、この世界を癒す唯一の要素です。今こそ、私たちは内なる平和に焦点を当て、全ての悩みをポジティブな考えに変換する時です」と綴っている。

以前、ポール・マッカートニーは、ヨーコの存在がバンドの解散につながったとは思わないと話していた。「彼女は押しつけがましかったし、レコーディングのセッションの際もそこに座っていた。そんなことは、それまで誰もしなかった。でも、振り返ってみて『あいつ(ジョン)は彼女に完全に恋に落ちていたんだ。そのことに敬意を払わないと』って思ったよ。実際、僕らはそうした。僕は今でもそうだ」
そしてメンバー全員がザ・ビートルズから離れ、前進する時だと感じていたとして、「ジョンがこう言ったんだ、『僕はバンドを離れる』って。あの頃、彼の人生はそういう段階にあった。僕ら全員がそうだったのさ」と続けていた。